福袋販売終了後の2025年1月中旬以降に発売予定。
Costa Rica Arbar La Isla Geisha Red Honey(コスタリカ アルバル ラ・イスラ ゲイシャ レッドハニー)
ゲイシャならではのジャスミンやティーライクなフレーバー。
冷めてくるにつれてハチミツのような甘さが際立ってくる。
○ 受注後に焙煎いたします。
○ 豆挽きをご希望の方はカート内の備考欄にご入力ください。(例:コーヒーメーカー用に挽いてほしい / 中挽きで挽いてほしい)
○ "店舗受取"をご指定の方で、受け取り日時のご希望がある場合は、72時間以上先の日時(営業時間内)をカート内の備考欄にご入力ください。また、72時間未満の日時をご希望の場合は、インスタグラムのDMでお問い合わせください。
○ 保存に適したチャック付き・バルブ付きのスタンド袋に入れてお届けします。直射日光が当たらない場所で保管してください。
○ 賞味期限は焙煎日から90日間です。
<淹れ方について>
焙煎後2週間~3週間エイジングさせ、92℃前後で抽出することをおすすめしています。(当店で使用している抽出レシピはこちら)
ハンドドリップ(ホット):〇
ハンドドリップ(アイス):〇
浸漬式(ホット):〇
浸漬式(アイス):〇
水出しコーヒー:〇
<豆の詳細>
農園:ラ・イスラ(アルバル ブエナ・ヴィスタミル)
生産者:カルロス・アリエッタ、 エステバン・アリエッタ
国:コスタリカ
地域:ロウルデス・デ・ナランホ、アラフェラ
品種:ゲイシャ
精製方法:レッドハニー
標高:1,390 - 1,450m
焙煎度:ミディアムロースト(1ハゼ終わり)
内容量:75g / 150g
豆番号:3010
直接材料費率:39.5%
味わい:ジャスミン、アールグレイ、ハニー
<ストーリー>
カフェ・アルバルは、ウエストバレー、ロウルデス・デ・ナランホに位置するアリエッタ・ファミリーによる家族経営の農園で、ラ・イスラ農園を始め5つの農園を所有し、2013年に設立したブエナ・ヴィスタ・マイクロミルにて自分たちの手で様々なマイクロロットを生産しています。
観光農園の側面も持ち、軒先はラベンダーやレモングラスなどの綺麗な花で彩られ、素朴ながらも丁寧にケアされた庭は優しい気品にあふれ、アリエッタ・ファミリーの温厚さがあらわれ、来訪する多くの人を癒してくれます。
2013年にマイクロミルを立ち上げて以来、イギリスをはじめ、欧米のロースターを中心に高く評価されてきました。それは、アルバルの特徴が最大限発揮されるコーヒーを毎年こだわりを持って生産する真摯な姿勢と、改善を繰り返して向上させてきた品質への信頼によるものです。種子からカッピングに至るまで一貫した品質管理を謳い、スターバックスの運営するアルサシア農園と協力し品種の研究を続け、農園に相性が良く、カップクオリティと収穫量の双方で最適な品種を模索しています。
また、農園内の自然林の保護やパルプを再利用した有機肥料づくり、化学肥料や殺虫剤の使用量の削減を行う事で、環境負荷を抑えた持続可能なコーヒー生産を模索しています。
2015年に購入したラ・イスラ農園も購入当初は放棄され荒廃した農地でしたが、耕し、区画整理をしながらSL28やビジャサルチ、エチオピア、ゲイシャを新植し、古い木を植え替える事で病害リスクを抑制。3年~5年の中期計画を立てて選定を行いながら安定した生産量を目指す計画です。
農園内にはいくつもの水源があり、細かく行き届いた農園管理によって自然の恩恵を最大限に活かしています。
<精製方法>
アルバルのレッドハニープロセスは長年の試行錯誤の結果、独自性の高い工程が踏まれています。
アルバルでは糖度がピークに達した完全完熟のチェリーの収穫を徹底していますが、こうしたチェリーはミューシレージが分厚く、乾燥時の湿度や気温によっては乾燥が進まず、ミューシレージの化学反応において意図しない風味の変化をもたらします。特に近年の気候変動は収穫期に与える影響も大きく、これをコントロールするために用いたのが、レポサドと呼ぶ収穫後に24~30時間ほどチェリーをレスティングする手法と、発酵槽を用いたフリーウォッシュドプロセスの応用でした。
まずチェリーを寝かすことでパーチメント内部にミューシレージの成分を浸透させると言います。そして果肉除去を行い、発酵槽でおよそ半日の発酵工程を経て水洗します。元々ミューシレージが分厚いアルバルのウェットパーチメントは、短時間のウォッシュドプロセスを踏むことでミューシレージが約50%程度の状態となると言います。この組み合わせによって、乾燥工程のリスクを軽減しながら、レッドハニーとしての特性を維持しています。また結果的にカップの透明感が増し、気候による風味変化の軽減も解決しています。 そして約18日掛けて乾燥。水分値10.5%を目途に仕上げられ、倉庫で40日のレスティングを経て、アルバルの特徴を最大限に発揮したコーヒーが完成します。
<製造原価について(150g当たり)>
①直接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる材料費。
(例)生豆、バルブ付きチャック袋、表面シール、裏面シール
この豆の直接材料費率(直接材料費÷定価×100)は39.5%です。
②間接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない材料費。
(例)シール裁断機の歯やゴム部分
③直接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる労務費。
(例)焙煎作業や、焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる従業員に支給される給与
④間接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない労務費。
(例)事務作業などの製造に関わらない従業員に支給される給与
⑤直接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる経費。
(例)焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる加工の一部を、外部の業者に依頼した場合にかかる費用
⑥間接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない経費。
(例)焙煎するために使用した電気代 / ガス代、焙煎機の減価償却費、生豆を低温で保管するための電気代
上記①〜⑥の合計金額が製造原価となります。
※製造原価に、製品の販売にかかった販売費と、店全体の管理活動にかかった一般管理費を含めた場合の原価を総原価といいます。