コロンビア エル・パライソ ANTIMACERATION

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コロンビア エル・パライソ ANTIMACERATIONの説明

 

Colombia El Paraiso Antimaceration(コロンビア エル・パライソ アンチマセレーション)

 

バイオレットを思わせるエレガントな香り。
オレンジリキュールのような溌剌とした酸味とキレのある苦み。
ANTIMACERATIONが生み出す多層的で複雑な味わい。

 


○ 受注後に焙煎いたします。

○ 豆挽きをご希望の方はカート内の備考欄にご入力ください。(例:コーヒーメーカー用に挽いてほしい / 中挽きで挽いてほしい)

○ "店舗受取"をご指定の方で、受け取り日時のご希望がある場合は、72時間以上先の日時(営業時間内)をカート内の備考欄にご入力ください。また、72時間未満の日時をご希望の場合は、インスタグラムのDMでお問い合わせください。

○ 保存に適したチャック付き・バルブ付きのスタンド袋に入れてお届けします。直射日光が当たらない場所で保管してください。

○ 賞味期限は焙煎日から90日間です。



<淹れ方について>

この豆は一般的なコーヒー豆と比べて非常にお湯の抜けが速いため、下記専用レシピを参考にして淹れてみてください。エイジングは焙煎後1週間~2週間をおすすめしています。

《ANTIMACERATION専用レシピ》

ドリッパー:円錐型ドリッパー
挽き目:中細挽き(みるっこのダイヤル 3.5~4ぐらい、アイスコーヒーを作るときより細く)

豆量:20g
湯量:250g
湯温:87℃
手順:
①ペーパーをリンス。
②50gずつ5回、30秒ずつ注いでいく。
③落ち切ったら抽出完了。

 

豆の詳細>

農園:エル・パライソ農園
生産者:ディエゴ・サムエル・ベルムーデス・タピア
国:コロンビア
地域:カウカ、ピエンダモ
品種:カスティージョ / カトゥーラ / コロンビア
精製方法:Antimaceration
標高:1,960m
焙煎度:シナモンロースト(1ハゼ直前)
内容量:100g / 150g
豆番号:3017
直接材料費率:47.5%
味わい:ヴァイオレット、オレンジリキュール、プーアールティー

 

<Antimaceration>

この革新的なプロセスは、糖分やアロマ・フレーバーの前駆体を豊富に含む完熟チェリーの厳選から始まります。まず、オゾンによって不要な微生物を除去し、チェリーを密閉された真空タンクへと移します。

タンク内の空気を抜き、負圧(真空状態)を作り出すことで、チェリーは自発的な脱水状態へと入り、内部の水分や成分が外部へ移動し始めます。これにより、タンクの下部には発酵液が溜まり、2層構造が形成されます。

この時点から始まる工程をAntimacerationプロセスと呼んでいます:

上層は酸化が抑えられ、チェリー本来の赤い色味を保ちます。

一方、下層のチェリーは発酵液に完全に浸かり、酸素のない状態で深いインフュージョン(浸透)が進みます。

この発酵液がチェリーの多孔質構造を満たし、種子の内側まで風味を浸透させていきます。同時にポリフェノールの分解が進行し、チェリーは時間の経過とともに黒褐色へと変化します。

Antimacerationが完了すると、上下の層を分離します。下層にあったチェリーは、より濃厚で複雑な風味を持つようになっています。

最終的に、チェリーは乾燥空気を用いた除湿乾燥機によって優しく乾燥されます。これにより、高温によるアロマやフレーバーの損失を防ぎ、過発酵のない、安定した香味とクリーンな後味が生み出されます。

 

<製造原価について(150g当たり)>

①直接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる材料費。
(例)生豆、バルブ付きチャック袋、表面シール、裏面シール
この豆の直接材料費率(直接材料費÷定価×100)は47.5%です。
②間接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない材料費。
(例)シール裁断機の歯やゴム部分
③直接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる労務費。
(例)焙煎作業や、焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる従業員に支給される給与
④間接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない労務費。
(例)事務作業などの製造に関わらない従業員に支給される給与
⑤直接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる経費。
(例)焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる加工の一部を、外部の業者に依頼した場合にかかる費用
⑥間接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない経費。
(例)焙煎するために使用した電気代 / ガス代、焙煎機の減価償却費、生豆を低温で保管するための電気代

上記①〜⑥の合計金額が製造原価となります。
※製造原価に、製品の販売にかかった販売費と、店全体の管理活動にかかった一般管理費を含めた場合の原価を総原価といいます。