Costa Rica Los Angeles Typica Mejorado Red Honey(コスタリカ ロス・アンヘレス ティピカメホラード レッドハニー)
ライム、アプリコットなど生き生きした明るい酸味。
後味には紅茶感がありつつ、ジャスミンのような華やかさも。
○ 受注後に焙煎いたします。
○ 豆挽きをご希望の方はカート内の備考欄にご入力ください。(例:コーヒーメーカー用に挽いてほしい / 中挽きで挽いてほしい)
○ "店舗受取"をご指定の方で、受け取り日時のご希望がある場合は、72時間以上先の日時(営業時間内)をカート内の備考欄にご入力ください。また、72時間未満の日時をご希望の場合は、インスタグラムのDMでお問い合わせください。
○ 保存に適したチャック付き・バルブ付きのスタンド袋に入れてお届けします。直射日光が当たらない場所で保管してください。
○ 賞味期限は焙煎日から90日間です。
<淹れ方について>
ミディアムロースト(1ハゼ終わり)の場合は焙煎後1週間~2週間エイジングさせ、92℃前後で、シティロースト(2ハゼ直前)の場合は焙煎後3日~1週間エイジングさせ、87℃前後で抽出することをおすすめしています。(当店で使用している抽出レシピはこちら)
《ミディアムロースト(1ハゼ終わり)》
ハンドドリップ(ホット):〇
ハンドドリップ(アイス):△
浸漬式(ホット):〇
浸漬式(アイス):〇
水出しコーヒー:〇
《シティロースト(2ハゼ直前)》
ハンドドリップ(ホット):〇
ハンドドリップ(アイス):〇
浸漬式(ホット):〇
浸漬式(アイス):〇
水出しコーヒー:〇
<豆の詳細>
農園:ロス・アンヘレス・ミル / ドン・カイート
生産者:リカルド・カルデロン
国:コスタリカ
地域:タラス、ドタ
品種:ティピカメホラード
精製方法:レッドハニー
標高:1,900 - 2,000m
焙煎度:ミディアムロースト(1ハゼ終わり)/ シティロースト(2ハゼ直前)
内容量:150g
豆番号:2037
直接材料費率:39.3%
味わい:ライム、アプリコット、ブラックティー、ジャスミン
<ストーリー>
ロス・アンヘレスミルは2008年、コーヒーマーケット低調による生活困窮に直面していました。そこからどうにか脱却を図ろうと、付加価値のある・生産者が直接届けるコーヒーを目指してマイクロミルを設立したのがロス・アンヘレスのスタートでした。
当時は、リカルド氏の親戚や兄弟と資金を集めながら、ミルの設計や高品質なコーヒーの生産、農園の改善に明け暮れていました。そうして、3年目の2011年にはCup of Excellenceで見事に優勝を果たし、努力が報われる瞬間となりました。
ロス・アンヘレスは、COE優勝後も着実に品質の向上と安定、新たな農地・品種の挑戦を重ね、2013年にこのドン・カイート農園を購入します。標高2000mレベルのこの土地は、当時コーヒーの生産には不向きと言われており、当時所有していたエディ・ファジャスさん(ファラミ農園)も持て余していた土地でした。
アボカドやバナナの木が生い茂る土地に、当時は申し訳程度に植えられたカトゥアイの木。リカルド氏は、この土地の激しい寒暖差と山風によって、きっと素晴らしい風味のコーヒーができると可能性を見出し、ロス・アンヘレス・ミルにとって最高品質コーヒーを生産するモデル農園にする為、注力し始めました。
そうして農園を整地しながらビジャロボスやケニア、ティピカメホラード、そしてゲイシャといった付加価値の高い品種の生産をスタートさせ、2017年にCOEに出品したドン・カイート ゲイシャは3位に入賞。マーケットに大きなインパクトを与えました。そして翌年2018年COEでは、このドン・カジート農園のゲイシャが1位に輝きました。
困窮から脱するべくコーヒーマーケットにインパクトを与える為に始めたエキゾチックバラエティの生産、そしてドン・カイート農園は、この上なく素晴らしい風味を持ち合わせるコーヒーを生産すると共に、ロス・アンヘレスの思想が色濃く浮かび上がり、まさにロス・アンヘレスを象徴する農園の1つでもあります。
<ティピカメホラード種(Typica Mejorado)>
ティピカ・メホラードは、学術的に分類された品種分類ではありませんが、Mejoradoの名の通り、優良なティピカ種として名前が付けられました。
2010年代初頭に、当時産地にゲイシャとして出回っていた品種を入手したカルデロン氏は、この木の生長と共にゲイシャ種ではなく、実際にはティピカ種であったことを知ります。しかし、生産量はティピカよりも(もちろんゲイシャよりも)良好だったことからメホラードと名付け、2015/16年度クロップで初収穫を迎えます。風味特性は、ゲイシャを思わせるジャスミンのようなフレーバーがありながらも、厚みのあるマウスフィールが特徴的で本格的な生産に乗り出します。当時は1800-1900mに位置するルベン農園で生産を開始しましたが、その後ドン・カイート農園でも生産を開始し、ティピカ・メホラードのポテンシャルを遺憾なく発揮しています
<製造原価について(150g当たり)>
①直接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる材料費。
(例)生豆、バルブ付きチャック袋、表面シール、裏面シール
この豆の直接材料費率(直接材料費÷定価×100)は39.3%です。
②間接材料費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない材料費。
(例)シール裁断機の歯やゴム部分
③直接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる労務費。
(例)焙煎作業や、焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる従業員に支給される給与
④間接労務費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない労務費。
(例)事務作業などの製造に関わらない従業員に支給される給与
⑤直接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できる経費。
(例)焙煎豆を袋に入れる作業などの製造に関わる加工の一部を、外部の業者に依頼した場合にかかる費用
⑥間接経費:
焙煎豆を製造するためにいくらかかったかが直接的に把握できない経費。
(例)焙煎するために使用した電気代 / ガス代、焙煎機の減価償却費、生豆を低温で保管するための電気代
上記①〜⑥の合計金額が製造原価となります。
※製造原価に、製品の販売にかかった販売費と、店全体の管理活動にかかった一般管理費を含めた場合の原価を総原価といいます。